29 December, 2013

スペインの話し(2)

年越し前に、書くといって書いてなかったスペインについての話しを終わらせたい、というわけでやっとスペインの話しの続き。
(スペインの話し(1)はこちら

さて前回も貼付けた、地下鉄のマップを今回も貼りましょうか。

前回は地図内(1)のUniversitatの近くにあるMACBAについて書きました。
Universitat(ユニバーシタット)の右下にあるPoble Sec(ポブルセック)が私たちが滞在したアパートの最寄り駅(緑L3ライン)です。

では残りのスポットの話し、まずは有名なBeer BanksとFondo Bankについて。
Poble Sec駅から下に向かって一駅Espanya(エスパーニャ)で赤L1ラインに乗り換えて、地図のてっぺんの方、地図内(2)赤L1ラインの最終駅Fondo(フォンド)に向かいます。
※もちろん上に行ってCatalunya(カタルーニャ)乗り換えでもOK。

Fondo駅はとても静かでヒト気がなくて、でも新しい駅っぽい雰囲気があって、なんだか日本のりんかい線や京葉線を思い出させます(笑)
そこからさらにオレンジL9ラインに乗り換えてさらに上のCanzam(カンザム)に向かいます。
この駅がBeer Banksの最寄り駅。
※紫がスポット、赤い菱形のマークのところが最寄り駅Canzam。近いでしょ。

(※写真はSkate More Spots さんより)


私たちは多分(友達のプランに任せっきりだったのでよくわからないのですが)Fondoの手前のBaró de Viver駅で降りたらしくて、そこからプッシュで15分くらい、灼熱の太陽のもと、ふらふらになりながら(途中見つけたスポットで滑って)結局30分くらいかけてBeer banksにたどり着きました。
今このブログを書くために最寄り駅を調べてびっくり!
めちゃくちゃ近かったんだね(笑)
上の写真のように、バンクの両端はちょっときつめのバンクになってます。
これが横に三つ並んでます。


やっとついたよ〜 でもなんかおしっこ臭くない?
奥で私とエマがウイングスになにやら怪しい行動をしているように見えるけど、カメラをいじってるんです
日が昇につれて日差しがどんどん減ってしまって、バンクの端っこで休憩

8月末でも、スペインの昼間は本当に日差しがきつくて、みんな途中でぐったり・・
それに、ワックスが塗ってあるとこも日差しでよく滑るし、植木の生えているところからオシッコ臭が漂ってきます。
滑りにきた人たちは、みんなこの植木にまぎれて野ションするんでしょうね。
たしか私たちの中にも誰かしてたような気がする・・してた!

ここで二時間くらいは滑ったのかな?撮るもの撮り終えて、次に移動。
ここからFondo駅に向かいます。

ここから目と鼻の先のCanzam駅から乗ってけばいいのに、Fondoまでプッシュでいけるんじゃない?って話しになり、過去にプッシュで行った記憶がうっすらあるという子の記憶を頼りに、Beer Banksの目の前の丘を登っていくことに。
そして住宅街に突然現れるエスカレーターに遭遇。

登る気満々のエマ
いつもかわいいウイングス
二つ続くエスカレーターに乗って、頂上はこんなにいい眺め!
サグラダファミリアも見えました。
とまあ、結果道に迷いまして、ぐるぐるしながらプッシュでのFondo行きは断念、近くにあったMetroに飛び乗り、Fondoに向かいました。

Fond Bankは現在日本に住む英国人スタイリーもお気に入りってことで、どんなとこかな?と期待わくわくしながら駅を降りたら、少し歩いたとこにとても急なバンクが大通り沿いに・・と思ったら、みんなそのバンクはスルー。よかったここじゃないんだね。
(残念ながらその写真はないです)

○が駅、□がFondo bank 町は栄えていて、このbankの右上の方にショッピングモールや
ファストフード店があるので、トイレの心配いらずです。
もともとはスケートパークとして作られた訳ではなかったようです。
右側の方には木で作られた手作りセクションがあります。

F/Sグラインドからのフェイキーアウト中のエマ
あれ、スイッチかな・・?
メインの広場を目の前にしての右奥の通路にもバンクがあり、ここのバンクが最高に面白かったです。
左に行くにつれて高くなっています。
F/Sグラインドに挑戦中のエリーと撮影者のダニちゃん
WESTの文字を背景に、ダニちゃん撮影中

治安はというと、よくはないと思いますが、MACBAほどではないと思います。
でもとにかく用心が一番です。日中に行ったので、着いたときは子供しかいませんでしたが、常に荷物は自分の目の届くとこに置いておきました。
夕方前くらいから大人のスケーター達も来ましたが、バルセロナのスケーターって、みんなまったく譲り合い精神がないですね。それにメイクしようと何度もトライしてるところに、無言でいきなりワックス塗りだしてびっくり。
あからさまに、私たちが今滑ってるのがわかるはずなのに、ワックスべた塗り。
そりゃ、私たちはローカルではないけど、なにか一言声かけてくれてもいいのでは?
私はその時、F/S50-50からのフェイキーアウトを撮影しようと何度もトライしてました。
(一回目メイクしたとき、撮影してくれたウイングスは「録画ボタン押したつもりが、停止状態になってて、撮ってると思って停止を押したら、そこから録画がはじまった」という、素人撮影あるある話しをやってしまったのでもう一回撮り直しになったという裏話がある。)
炎天下、塗りたくられたワックスは滑るし、そいつはガンガンそこ攻めてくるから、そいつの合間を縫ってトライするんだけど、ほんとになんかその無神経さに腹が立ったのと、なかなかメイクできない自分に腹が立って、次こそメイクするぞという気合いを込めて、めちゃくちゃ高くて小さい声で「Fxck you」と言って攻めにいったらメイクしました!
けれど、その声は意外と広場内に響いており、周りのみんなは爆笑。

その後、さらに違うスポットBlue bankに行くのに、その場にいたスケーター達に声かけたけど、英語が伝わらなくて困ってたら、「そいつ」(※ワックス塗りたくった人)が英語で教えてくれた。無愛想にね。しかし教えてくれてありがとう。グラシアス!
みんなは「あの人英語話せるんだね。Fxck youってきっと伝わってたね」と爆笑。
英語がわからなくてもその言葉は通じるでしょう・・「そいつ」に言ったつもりはなかったんだけどな。
しかしこの通路のバンクはめちゃくちゃ楽しかったです。
スタイリーのお気に入りなだけある!

スペインの話し(3)へ続く。

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